Liaison 世界と繋がる事を真剣に考える

通訳、翻訳、歴史研究家です。外国人視点で日本の観光を考えます

北関東の歴史的観光資産

最近、David Mark Atkinsonさんの新•観光立国論など、複数の観光関係に関する本を読んでおりますが、京都ですら外国人向け観光地としては、取り組みがイマイチのようです。
鎌倉の街のサイズが観光都市としてはちょうど良いと思いますが、鎌倉は鎌倉時代しか見られません。
私が考えているのは、
足利学校を中心とする深谷、熊谷、行田、太田、大泉街の北関東エリアを観光の上客に対してアピールする事だと考えています。
このエリアは都心から交通の便が良く、気候、自然、文化、食事の観光都市として発展する観光資産が眠っていると確信があります。
熊谷市は私の地元過ぎて、分かりにくいのですが、
古墳時代律令国家(奈良、平安時代)、鎌倉時代、室町時代、戦国時代(足利学校国学として、律令国家の官僚養成機関から、武田信玄徳川家康の軍師養成機関)、徳川家康が、行田の忍城を拠点にが利根川渡良瀬川と合流させ、湿地帯だった関東平野を大規模な農業地帯へ変え、畑や田、いわゆる食料の取り合いだった戦国時代を関東平野を農業地帯に変える事により、大名の土地の奪い合いを終わらせたと、地学社が書いた歴史の本で学びました。
深谷市渋沢栄一を産んだ街ですが、地元民は知りません。
足利市田崎草雲渋沢栄一も幕末の志士ですが、地元知りません。